就職活動の解禁日が迫ってきました。4 月から新卒として初めて会社に就職する人も多いのではないかと思います。 学生の皆さんからキャリアの相談を受けることがありますが、具体個別な状況についてすぐに理解できないときは「最初は『上司ガチャ』のようなもので、最初の就職先で運良く良い上司に当たるかどうか次第」という話をした上で、「最初の就職先がつらいなら転職してもいいと思いますし、キャリアの初期に転職することには、自分にあった職を探索できるというメリットもあります」という考え方を紹介することがあります。 キャリアの初期にこうした「探索」を勧めるのは私だけではありません。Google で 10 年人事担当をして、Work Rules という Google での人事について書いたラズロ・ボックも、最初の 10 年間は自分のキャリアを実験してみることを勧めています。実際、外資系の社会人や IT 系の人なら、