<body><p>フレーム対応ブラウザで開いてください</p></body>
かつては、フーテンの寅さんを映画館に観に行くことから私の正月は始まった。寅さん亡き後は、箱根駅伝を応援し、「志の輔らくご」を渋谷パルコに聞きに行くのが恒例になった。視聴率改竄(かいざん)事件が勃発(ぼっぱつ)し、それが社会問題になっていた何年か前、その落語会の枕の話の中に、なんと私が登場したことがある。 その下りは、「『ところで、視聴率なんてもんは、数千万世帯のうちのたった千世帯ぐらいしか調査していないんだから、あんまり当てになりませんよね。こんな数字に一喜一憂することはないんじゃないですか』ってなことを、テレビ局の楽屋で仲間たちと話してたら、突然、秋山仁が現れた。そして、こう言うんですよ。『そんなことはない。視聴率ってどういうものかってことを簡単に言うと、ホテルのコックさんが、スープを味見するとき、大鍋の中のスープを全部飲んで苦いとか薄いとか…と調べるわけじゃないでしょう? コックさんは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く