21世紀になった時は、感慨深かった。しかし一方、「思ったより、想像していた“未来”になってないな」と思ったのも事実。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー 2』よろしく、自家用車が宙を舞って行き来する時代が当然訪れていると思ってたし、まさか『こち亀』がいまだに続いているとは思いもよらなかった。 でも、次第に“現実”が“空想”へ追いついてきた。6月12日から9月27日まで、日本科学未来館にて開催されている『ドラえもんの科学みらい展』が、それを証明している。 この企画展は、22世紀のロボット“ドラえもん”が四次元ポケットから取り出すひみつ道具が、現代の研究の最前線でどこまで実現されているのか、それを我々に体験させてくれる内容となっているらしい。『ドラえもん』の夢の世界と、今の科学技術を重ね合わせたのだ。 そこで、私も早速このイベントを体験してきました。ちなみに、この科学展を企画したキッカケは何か?