図書館の水害対策について、NHKが全国の都道府県立の図書館にアンケート調査を行ったところ、水害を想定した対策や準備を行っていない館が6割にのぼることがわかりました。 NHKは、多くの図書館が浸水や雨漏りの被害を受けた去年の台風19号=東日本台風から半年になるのを前に、ことし3月、都道府県立の47の図書館を対象にアンケート調査を行い、すべての館から回答を得ました。 このうち、「水害を想定した対策や準備を行っているか」という質問に対しては、およそ6割にあたる29の図書館が「行っていない」と回答しました。 この29館に対策や準備を行う必要性を感じるか尋ねたところ、27館が「感じている」と答え、多くの図書館が対策や準備の必要性を感じながらも行っていない現状が浮き彫りになりました。 また、水害に遭った場合にどの程度対応できるか尋ねたところ、▽「ある程度対応できる」が19館と最も多く、▽「十分対応でき