水が液体のまま存在する可能性がある「超地球型」惑星を太陽系の外で新たに発見したと、アストロバイオロジーセンターが発表しました。 アストロバイオロジーセンターによりますと、すばる望遠鏡に搭載した高精度の赤外線分光器による観測で「赤色矮星(わいせい)」と呼ばれる表面温度が低くて暗い恒星の周りに水が液体のまま存在する可能性がある惑星を太陽系の外で発見したということです。 今回見つかったのは、へび座の頭の方向、地球から約37光年の距離にある恒星「ロス508」の周りを約11日の周期で回る惑星「ロス508b」です。 ロス508bは重さが地球の4倍以上で、ガスではなく岩石や金属できている可能性が高い「超地球型」惑星です。 さらに、恒星の周りを公転する軌道が地球と似た生命が存在できる「ハビタブルゾーン」と呼ばれる領域に一部が重なっていると考えられています。 このため、惑星の表面に水がある可能性があり、今後