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2013年6月16日のブックマーク (3件)

  • 姉がきょうだい児と離婚した

    知的障害のきょうだいが居ると、人に問題がなくても結婚を避けられる差別が現実としてある。 姉はその差別を良くないことだと思っていて、不安がる母をよそにきょうだい児と結婚した。 3年目までは上手く行ったが、4年目に入って姉夫の母が脳梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。 脳梗塞を起こすには若すぎる年齢だったが、ストレスのためか太っており、自身の健康管理がおろそかであったことが原因かもしれない。 姉夫の弟である知的障害者は、姉夫の父親が面倒を見ることになった。しかし、「面倒を見る」の実態は自宅監禁だった。 姉夫の弟は監視しておかないといたずらをする。家に一人にすると大変なことになるし、買い物などに連れて行こうものなら酷いことになる。 姉夫の母が健在だった頃は、姉夫の母が弟をずっと連れ歩いており、方々に謝り通しだったらしい。 だから姉夫の父はそのような面倒を避け、自宅の一室に閉じ込めていた。 姉

    姉がきょうだい児と離婚した
    kubodee
    kubodee 2013/06/16
  • 鈴木隆行 ここ一番の男。(高川武将)

    大型スクリーンに映し出される鈴木隆行は、いつものごとく、激しく倒され、踏みつけられ、泥だらけになっている。 「しっかりしろ!― ボロ雑巾!」 オマーン戦の夜、東京は恵比寿のサッカーバー。鈴木が潰されるたびに青に染まった店内からは“失笑”に近い笑いが漏れてくる。 試合前、サポーターに聞いた鈴木評は、軒並み低いものだった。曰く、トラップもドリブルも下手、ポストプレーばかり、ボールをもちすぎる、サイドに流れてばかりいないで真ん中で勝負しろ……。ボールキープや体を張ったプレーを評価する人もいたのだが、もっとシュートを打ち、ゴールを決めて欲しいという要望が、両者の共通項だった。 確かに鈴木は、W杯ベルギー戦以来、代表では2年間もゴールがなかった。出ずっぱりだったアジアカップは1得点のみ。だが、8月のアルゼンチン戦、9月のW杯1次予選インド戦と、2試合続けて決めている。9月18日のJリーグ磐田戦では、

    鈴木隆行 ここ一番の男。(高川武将)
    kubodee
    kubodee 2013/06/16
  • 鈴木隆行 男の器。(高川武将)

    首位争いのダービーだというのに、スタンドはガラガラで、サポーターの発する爆竹の音だけが空しく響いていた。 レッドスターの拠地、マラカナスタジアムは、セルビア共和国の首都ベオグラードの中心部から、小高い丘を上った中腹にある。 10月21日、首位レッドスターと2点差で2位につけるOFKベオグラードとの一戦を見ていた。退屈な試合だった。ボールを奪い敵陣に入っても、お互いこれといったアイディアもなくシュートに持ち込めないまま相手に奪われる。テクニックもスピードもない。最後はセットプレーからの1点でレッドスターが辛勝したものの、ユーゴ時代に『東欧のブラジル』といわれた姿は見る影もなかった。 そしてこの日もまた、鈴木はベンチにすら入れなかった。 「今から行きますか!」 電話の向こうの声はやけに弾んでいた。 試合が終わり、鈴木の携帯に挨拶の電話をかけ、25日まで滞在するからその間に事でも……と言うや

    鈴木隆行 男の器。(高川武将)