宴会の作法、職場でのやりとり、自宅に招かれたときの所作。日本とも欧米とも違うマナーとその背景とは──。 宴席でのふるまいで、信頼度を見られている 外国人を相手の商談は増える一方。「まず名前を名乗って握手し、それから名刺を渡す」「会議中に腕組みしない」といった欧米流のビジネスマナーも、かなり知られるようになってきた。 一方で、インバウンドを含め経済関係の拡大が著しい中華圏やイスラム圏には、日本や欧米とはまた異なるマナー感覚がある。 「中国文化圏のビジネスの基本は、所属や肩書より個人同士の関係です」と言うのは、日本企業の中国進出を支援するアジアネット代表の吉村章氏だ。 「初対面の相手から『まずは食事でも』と誘われるのは、決して社交辞令などではありません。あなたが信頼できる相手かどうかを、急接近して観察しようとしているのです」 したがって、宴席でのふるまいはとても重要だ。マナーとされるもののほと
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