チコの好奇心は,時によっては迷惑になるし,彼にとってもトラブルにもなるので何度も足を運んで話をしている。丁度,頭領がチェックに来ておられたので,過去に建築中の物件に遊びに入って閉じこめられた話などをして,「人間好きなんで,色々ご迷惑を掛けそうになるかも知れません。ド叱ってください。すいません。」とお願いする。「いいよ。犬みたいな猫だな。猫は犬みたいに五月蠅くないから,俺は好きだ。」というわけで,しばらく頭領に撫でて貰った。彼がおもむろに頭領の軽トラにスプレイしそうな気配を示したので,抱いて戻る。