MOVE FORMとは、80×15mmのプラスチック板12枚をハトメで留めた幾何学おもちゃです。1964年に、造形芸術家の戸村浩さんによって考案されました。以前から幾何学おもちゃの世界で知っていたのですが、これは『ジオメトリック・アート』にも紹介されていました。そして幾何学おもちゃの世界に詳しい作り方があるのを発見! これは作らねば!ということで作ってみました。 0.6mm厚のプラスチック板を15mm幅に切ります。両端をサークルカッターで丸く切り取り、80mmの長さにしました。5mm径の木工用ドリルで穴を開け、作り方の説明どおりにハトメで組み立てました。パーツが自由に回転できるように、ハトメはゆるめに留めます。 上右の写真で見るように、このプラスチック板は一見カーボンファイバー製のように見えますが、アクリルとABS樹脂のラミネートだそうです。見た目もカッコよく、満足な仕上がりになりました。