エジプトに暮らしていた頃からの友人で、エジプト考古学者の河江肖剰(かわえゆきのり)さんが、2月17日にNHK-BS1の「ほっと@アジア」という番組で特集される(これを書いている時点では明日)。テーマは「日本の力が繋ぐ大ピラミッドと未来」ということになっている。 この番組では前の週に、先日イベントで知り合った南インドのガタム(壺)の日本で唯一の演奏者である久野さんが特集された。2週つづけて同じ番組に知り合いが出るのはうれしい。とくに20年近いつきあいになる河江さんが、ここまで?になったかと思うと、いいつくせない感慨がある。 河江さんは、エジプトのギザで30年以上にわたって調査を行っているマーク・レーナー博士のチームに入って、主にピラミッド・タウンと呼ばれるピラミッドをつくった労働者たちの町の発掘調査に携わっている。マーク・レーナーは日本での知名度は高くないが、まちがいなくピラミッドやスフィン