図の通り、Aタイプは屋根が1つですがBタイプには側廊があります。構造的に単純なAタイプに比べるとBタイプには屋根を支えるマスト(支柱)があり、大規模で高さのある建築が可能です。 図にはありませんが、もちろん屋根の内部には梁やクロスのブレースなど、頑丈な構造体が入っています。 Bタイプを平面的に見ると多数のマスト(支柱)があることがよくわかります。マストの数や配列は建物の規模、形態によって違っています。 Aタイプの多くはマストは存在しません。しかし、中には図のように中心のみマストがあるものもあります。 尚、ここに描いた絵はあくまでも分類上の参考図です。実際の教会はそれぞれにもっと細かい特徴を持っています。 さて、それでは実際のスターブ教会を見てみることにいたしましょう! 写真があまりきれいではなくて申し訳ないですが、これは「ウルネススターヴ教会」(Urnes stavkirke)