東京大学(東京都文京区)の醗酵(はっこう)学研究室の片隅に、少なくとも1950年代から置かれたままの「謎の甕(かめ)」があった。29日夕、教授や名誉教授ら関係者が集まり、その封が解かれた。その中身と…
マニュアル整備急務 猛獣対応や連絡・物資確保 昨年4月に発生して家屋倒壊などで多数の死傷者を出した熊本地震。被災して休園していた熊本市動植物園(熊本市東区)では2月に部分開園が始まり、徐々に活気を取り戻している。大規模災害の発生時、多くの大型動物や猛獣を飼育している動物園はどう対応すべきなのか。5月下旬に同園を訪ね、被災から現在までの歩みや教訓を聞いた。 揺れ、動物に異変 最大震度7を記録し、最も被害の大きかった益城町から車で約20分。約110種の動物と約5万点の植物を見ることができる市民の憩いの場所だった熊本市動植物園を、最初に大地震が襲ったのは昨年4月14日午後9時26分だった。 帰宅途中だった同園獣医師の上野明日香さん(38)は車の中で大地震に遭遇。携帯の地震速報が鳴り響き、急ぎ園に戻った。万が一の「猛獣脱走」の事態を想定し、驚かせるための傘や麻酔銃、吹き矢を持ち、集まった職員5人ほ
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