吉田南構内の「やぐら」について はじめに、私は「やぐら」を建てた人たちとは全く面識がなく、名前すら一切知らないことをお断りしておきます。 当該「やぐら」に関して、貴機構は強烈な反発を示し、通行を禁止するなど強圧的な措置を執っていますが、正直申し上げて第三者の目から見て、「やぐら」を建てた側に理があると言わざるを得ません。近年、吉田南構内は訪れるたびに息苦しい環境になっていると感じます。なるほど確かに建物は建てかわり、見た目は非常に綺麗になりました。かつてのA号館などに顕著に見られた「猥雑さ」は完膚無きまでに払拭されているように思えます。これは貴機構の政策の成功を物語るものと言ってよいでしょう。しかし、私はそこに敢えて異を唱えたいのです。その政策は本当に正しかったのでしょうか? A号館取り壊し以来、教室の随時解放がなくなり、また吉田南構内では「歌舞音曲を禁ず」との、なかなか時代性を感じさせ