公益財団法人不老会(ふろうかい)は、愛知用水の発案者・久野庄太郎(1900年(明治33年)11月25日 - 1997年(平成9年)4月8日)によって設立された献体を振興する公益財団法人。 概要[編集] 元文部科学省所管。1962年(昭和37年)設立。愛知県名古屋市中区に事務所を置く。 沿革[編集] 知多半島の台地の農業開発を促進する為、久野と当時安城農林高校教諭だった浜島辰雄によって発案された愛知用水は、1961年(昭和36年)に完成した。用水の完成によって知多半島の住民生活は著しく向上し、産業も発展したが、反面完成までに56名の犠牲者が出た。中でもバイパストンネル工事は難工事で5人の犠牲者が出た。この犠牲者は、知多市の梅の名所・佐布里池(愛知用水の調整池)のほとりの治水神社に祀られている。 この犠牲者に対し、久野は「私が殺したようなものだ。私がこんな仕事を始めなければ、この人達は死ななか