2019年5月1日の皇太子さまの即位に伴って改める新元号について、政府は事前の公表時期をいつにするか苦慮している。コンピューターシステムの改修に配慮し、今夏ごろの公表を検討していたが、伝統を重んじる保守派からは現在の天皇陛下の在位中の公表への反発がなお強い。また、政府内でも、事前公表による新元号への賛否の議論の過熱を懸念する見方もある。自民党内では9月の党総裁選後が望ましいとの声もあり、「今秋以降」との声が強まりつつある。 政府が事前公表を検討するのは、元号を使用する官民のシステム改修などの時間を確保するためで、一定の周知期間を置くことを考えている。これに対し、自民党の保守系議員は最近、複数の首相官邸関係者に「早く公表し過ぎると天皇陛下に対して失礼にあたるのではないか」と働きかけ始めているという。 理由の一つに、19年1月7日に陛下が自ら執り行われる昭和天皇逝去30年式年祭がある。これと合
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