前々回・前回の記事では「東日本大震災ビッグデータワークショップ」にて、早野龍五さんと取り組んだ「放射性ヨウ素拡散シミュレーションのマッシュアップ」について説明しました。今回の記事では、震災発生直後における"マスメディア報道の空白域"を可視化する試み「東日本大震災マスメディア・カバレッジ・マップ」について紹介します。 まず、この7月2日に放送されたNHK「震災の記憶をどう伝えるか」をご覧になったかたから頂いた感想ツイートを紹介します。2011年3月12日未明に発生した「長野県北部地震」についての情報を発信しているアカウントです。このツイートでは「東日本大震災アーカイブ」に含まれる証言や写真資料に、空白域があることが指摘されています。
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