東京都は、雨が少ない影響でダムの貯水率が平年を大きく下回っていることから、多摩川の上流にあるダムの周辺で人工的に雨を降らせる装置を21日、試験的に動かしました。 東京都は、利根川水系で取水制限が行われているため、多摩川水系からの取水量を増やして対応していますが、雨が少ない状態が続き、多摩川の上流にある小河内ダムの貯水率が69%と、平年を大きく下回る厳しい状態が続いています。 このため、都は、小河内ダムの周辺に設けた人工的に雨を降らせる装置を平成13年以来、12年ぶりに動かす方向で検討に入り、21日、試験的な運転を行いました。 この装置は、水蒸気と結びつきやすい性質を持つ「ヨウ化銀」を入れた溶液を燃やして気体にし、煙突から雲に向けて放出して人工的に水滴を作り出す仕組みです。 試験運転は、上空に雨を降らせやすい雲があることや、雲に向かう風があるかなどを確認したうえで、午後2時から2か所の施設で
今秋の設立を目指す「NEET株式会社」のミーティングに参加する出席者たち=7月6日午後2時38分、東京・日本橋、仙波理撮影今秋の設立を目指す「NEET株式会社」のミーティングに参加する出席者たち=7月6日午後2時34分、東京・日本橋、仙波理撮影 【山本奈朱香】全国から集まったニート全員が取締役になり、会社を立ち上げる――。そんな企画が進行中だ。手を挙げたのは約300人。なじめなかった社会で一歩を踏み出そうとする人もいる。この会社から、常識にとらわれない、新たな働き方が生まれるのか。 先月30日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、「NEET株式会社(仮称)」の立ち上げに向けた「合宿」が開かれた。100人以上が参加し、「設立日を『ニートの日』にしたら面白いのでは」「常識をぶっ壊すような設立記者会見をしたい」などと一日中、議論を続けた。 仕送りで暮らす都内の男性(26
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