急速に進んできた円安の流れが止まるのでしょうか。きょう、円相場は8月下旬以来の円高水準となる一時1ドル=135円台をつけました。 きょうの外国為替市場では急速に円買い・ドル売りの動きが進み、円相場は一時8月下旬以来の円高水準となる1ドル=135円台をつけました。 アメリカの中央銀行にあたるFRBはインフレ抑制のため利上げを続けてきましたが、パウエル議長が講演して早ければ12月にも利上げのペースを減速する考えを示唆したことから、日本とアメリカの金利差が縮小することが意識され、円高・ドル安となりました。 円相場は10月に32年ぶりに1ドル=151円台をつけるなど歴史的な円安となっていましたが、およそ1か月半で15円ほど円高に戻っています。