家に現金がいくらあるか尋ねるいわゆる「アポ電」があった東京 江東区のマンションに押し入り、高齢の女性を窒息死させたとして強盗致死などの罪に問われた3人の被告に対し、東京地方裁判所はいずれも無期懲役を言い渡しました。 須江拓貴被告(27)と、小松園竜飛被告(33)、酒井佑太被告(28)の3人は5年前、現金がいくらあるか尋ねる「アポ電」がかかっていた東京 江東区のマンションに押し入り、当時、80歳の女性の手足を縛ったうえ、口や鼻を塞ぐなどして窒息死させたとして、強盗致死などの罪に問われました。 3年前、東京地方裁判所は「被告らは被害者を死亡させるリスクがあると想定できなかった」として ▽須江被告に懲役28年 ▽ほかの2人に懲役27年を言い渡しましたが、 東京高等裁判所は「行為の危険性を認識していたことは明らかだ」と指摘し、審理のやり直しを命じました。 やり直しの裁判で、東京地方裁判所の香川徹也