著者:春成秀爾出版社:雄山閣装丁:単行本(328ページ)発売日:2023-12-27 ISBN-10:463902956X ISBN-13:978-4639029564 内容紹介: 歴史に関する知見はどこまで進歩したのか。最前線に立つ研究者が集結し、考古学の視点から歴史の真実に迫るシリーズ「何が歴史を動かしたか」第1巻「自然史と旧石器・縄文の考古学」以下、第2巻「弥生文化と世界の考古学」第3巻「古墳・モニュメントと歴史考古学」の全3巻。 卑弥呼など、実証の上に立つ推理考古学者は慎重居士だがこの論文集は違う。「真の考古学は実証の上に立つ推理の学であるべき」と、大胆に「推理」に踏み込んでいる。編者の春成秀爾(はるなりひでじ)氏は重鎮だが、なんと巻頭論文で、箸墓古墳は卑弥呼の墓であると推理。そればかりか、卑弥呼の出身地や女王に「共立」された詳細まで、最新考古学の「物証」から言える「卑弥呼」像を率