伊東氏(左)とロックリー氏 「ネットフリックス」がアニメ化した”黒人侍” 伊東 16世紀中頃のアフリカに生まれ、イエズス会宣教師とともに来日。織田信長に仕え、本能寺の変に巻き込まれるも明智光秀に命を救われた“黒人侍”の弥助——。 実はいま、彼の数奇な人生が世界中で注目を集めています。ハリウッドでは100億円規模の製作費をかけて映画化のプロジェクトが進んでいますし、4月には「ネットフリックス」が世界190カ国にアニメの配信を始めました。ロックリー先生は『信長と弥助』(太田出版)で、キリスト教の布教活動やポルトガルとの交易などを踏まえて弥助の生涯を描かれています。とてもユニークな研究本ですね。 ロックリー ありがとうございます。私の本が映画やアニメの原作ではないのが残念ですが(笑)。弥助は日本という異国の地で、時の最高権力者に近い立場で活躍しました。私はイギリス出身ですが、よく冗談まじりに「あ
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