自民・公明両党と国民民主党との間で、税金上の「103万円の壁」見直しについての政策協議が始まった。年金など社会保険上の「106万円の壁」をめぐっても、厚労省審議会での議論が本格化する。 年収500万円だと控除引き上げで13万円減税も 「103万円の壁」とは、パートなどで働く場合、年収が103万円を超えると所得税の支払いが発生するしくみのことだ。「基礎控除」48万円と給与収入から差し引ける「給与所得控除」の最低額55万円の合計が103万円となっていて、この水準を超えると所得税を支払う必要が生じる。国民民主党の主張は、この課税最低ラインについて、過去30年の最低賃金の上昇率1.73%を根拠に75万円分引き上げて178万円にするというものだ。 178万円への引き上げが実現した場合、多くの納税者が減税の対象になる。大和総研の試算では、基礎控除の引き上げにより、年収200万円で年8.2万円、500万
衆議院では8日、各会派の協議会で委員長ポストの調整が行われ、野党側が予算委員長に加え、法務委員長と政治改革特別委員長なども確保することが固まった。 政治改革特別委員会は、自民党の政治資金問題を受けて先の国会で設置されたもので、政治資金規正法改正に加え、政治資金事件の真相解明についても議論の場となっていて、今後は野党ペースの審議になるとみられる。 また法務委員会は選択的夫婦別姓に関する法案を所掌するため、立憲民主党としては、選択的夫婦別姓を導入する法案を審議するための主導権を握る狙いがある。 憲法審査会の会長も立憲民主党が確保し、これにより憲法改正に向けての審議は慎重姿勢に傾くとみられる。 野党側が確保することになった衆院の委員長などのポストは、以下の12。 【常任委員長】:法務・環境・安全保障・国家基本・予算・決算行政・懲罰 【特別委員長】:政治改革・沖縄北方・拉致問題・消費者問題 【審査
総選挙で大躍進を遂げた国民民主党。 7日、それを象徴する光景が。 「まず当選おめでとうございます」とあいさつをする玉木代表の目の前には、初当選した“玉木チルドレン”がずらり。 党の新人研修会が行われていました。 国民民主党・玉木代表: 重い責任を背負っていることをこれまで以上に自覚して…。 議席数が4倍に増えたため、新人の教育は急務。 「イット!」は、神妙な面持ちで玉木氏らの講義を聴く新人、鳩山紀一郎氏(48)に注目しました。 曽祖父は、自民党の初代総裁も務めた鳩山一郎元首相。 そして父は“政界の宇宙人”とも呼ばれた鳩山由紀夫元首相です。 紀一郎氏の父・鳩山由紀夫元首相(2010年8月): 私の息子、紀一郎が(ロシアの研究を)手がけることになったということは、鳩山の家としても非常にうれしく思っています。 今から14年前、当時研究者だった紀一郎氏が首相を辞めたばかりの父・由紀夫氏とともにロシ
11月1日から自転車に関する法律が変わり、違反した場合、罰則があります。 ■11月1日から自転車の罰則強化 16歳以上対象に最大1万2000円程度の反則金 たとえば、酒気帯び運転。 これまで罰則の対象となっていなかったのですが、1日からは3年以下の懲役、または50万円以下の罰金に。 そして、スマホを操作しながら運転する、いわゆる「ながら運転」。 通話しながらや、画面を2秒以上注視して運転すると、罰則の対象になります。 さらに、自転車の罰則強化はこの他にも、信号無視、イヤホンをしながらの運転、右側通行などが違反行為にあたり、16歳以上を対象に5000円から1万2000円程度の反則金が課せられる見通しです。 この反則金は、今後2年以内に導入されることになるということです。 ■勝手に検証 3時間でどれぐらい違反しているの?罰則金は? 【秦アナウンサー】「大阪の中心地、梅田にある交差点に来ています
衆院選で大幅に議席を増やした国民民主党の玉木雄一郎代表。 今後の政局のキーマンは、29日、自民・公明両党の連立政権に参加しないと断言しました。 国民民主党・玉木代表: (自公連立政権入りは?)ありません。とにかく政策実現に全力を傾けるので、連立にすることはありません。政策ごとにいいものには協力するし、ダメなものにはダメと言っていく。 衆院選の結果、与党の議席数は215議席。 国会運営や政権を担う際の議席数の目安である過半数233に18議席届きませんでした。 こうした状況でキャスティングボートを握るのが、公示前の4倍28議席を獲得した国民民主です。 国民民主党・玉木代表: (与党が)過半数を割った状況の中で、今政権に求められているのは丁寧に多くの声に耳を傾けることだと思う。 与党が過半数を割る中、11月の特別国会では、総理大臣指名選挙が行われます。そこで注目されるのが、国民民主の28票の行方
4億円以上を横領した罪に問われている、投資会社の元代表に懲役8年を求刑です。 国際政治学者の三浦瑠麗さんの元夫で、「TRIBAYCAPITAL」の代表だった三浦清志被告(45)は2019年、預かっていた別会社の資金4億2000万円を、自分の会社へ不正に送金した業務上横領の罪に問われています。 検察側は29日の裁判で、「自分の会社の利益や資金繰りを優先し、流用した資金で高級マンションに居住するなど豪奢な生活を送っていた」と指摘しました。 そのうえで、「犯行態様は極めて悪質であり、利己的動機に酌量の余地はない」と述べ、三浦被告に懲役8年を求刑しました。 三浦被告は「私は無罪です」と主張しています。
東京・中央区や墨田区で相次いで発生した7件の連続不審火で、日本を旅行中の18歳のアメリカ人が逮捕された。 この記事の画像(17枚) この事件は21日未明から中央区や墨田区の住宅街など半径約2キロの範囲でゴミなどが燃える不審火が7件発生したものだ。 警視庁は23日、18歳のアメリカ人の男を中央区日本橋蛎殻町で資源回収用コンテナに火をつけた疑いで逮捕した。 男は家族と来日し、秋葉原や東京ディズニーリゾートなどを観光した後、23日アメリカに帰国する予定だった。 男は「覚えていません」と容疑を否認しているということだが、警視庁は他の6件の不審火への関与を捜査している。 (「Live News days」10月23日放送より) この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(17枚)
北朝鮮兵には食事が与えられない?ロシア軍へ派遣の北朝鮮軍兵士18人が脱走し発見か?ウクライナメディア報じる ウクライナ国営メディアは、ロシア軍から脱走した北朝鮮軍の兵士18人が発見されたと報じました。 ウクライナ国営通信の「ウクルインフォルム」によりますと、ロシア西部クルスク州ホムトフスキー地区から10月14日に脱走した北朝鮮軍の兵士は18人は、2日後、約60キロ離れた西部ブリャンスク州でロシア軍に発見され、拘束されました。 脱走兵はクルスクに移送され、戦闘に参加するということです。 関係者によりますと、当時、北朝鮮兵約40人とロシア軍500人が、森の中で気球の軍事活用や歩兵戦闘の訓練をおこなっていました。 また、「北朝鮮兵は食事を与えられず数日間、放置されていた」と指摘し、「一部の北朝鮮兵はロシア軍の司令部を探すため陣地を離れた」としています。 軍事侵攻をめぐっては、ロシア軍が北朝鮮兵に
パキスタン南部カラチにある国際空港付近で10月6日、中国人たちが乗車する車列に対する爆破テロが発生し、中国人2人を含む3人が死亡、10人以上が負傷した。 爆破テロで中国人2人が死亡した 10月6日 カラチ この記事の画像(6枚) 実行したのはパキスタン南西部バルチスタン州の分離独立を主張する反政府武装組織「バルチスタン解放軍」で、事件後、バルチスタン解放軍は中国人を狙ったとする犯行声明を出した。 「一帯一路」への反発 中国の習政権は巨大経済圏構想「一帯一路」を進めるにあたり、パキスタンを戦略的同盟国に位置付け、長年多額の経済支援を行い、高速道路や湾岸施設などインフラ整備で協力を深めてきた。 習近平政権はパキスタンを「戦略的同盟国」としている しかし、バルチスタン州には鉄鉱石や石炭、天然ガスなど資源が豊富であるにもかかわらず、失業率や貧困率がパキスタンでも最悪のレベルで、その恩恵が現地のバル
【独自】反ワクチンデモの「サクラ」募集に“トクリュウ”のスカウトグループメンバー関与か 「報酬1万円」のSNS投稿に大勢の若者参加 ファクトチェック調査報道の第2弾です。反ワクチンデモに、報酬を受け取って参加するいわゆる「サクラ」が大勢集まった問題で、この募集に、犯罪グループ「トクリュウ」が関わっていたことが分かりました。 この問題は、東京・有明で9月末に開かれたコロナワクチンへの反対を訴えるデモに、大勢の若者がサクラとして集まったものです。 SNSでは、デモの約3日前から「参加したら報酬1万円」との投稿が拡散されていました。 その後のFNNの取材で、この募集に、警察が「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」とみなしているスカウトグループのメンバーが関わっていたことが分かりました。 「サクラ」募集に関わったスカウト: 僕らが使っている専用のアプリみたいなのがあるんですけども、「報
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