文書作成ソフトの「Word」、表計算ソフトの「Excel」、プレゼンテーションソフトの「PowerPoint」など、ビジネス向けのソフトはマイクロソフトが強いが、ノートアプリだけは、これまで強力なライバルがいた。「Evernote」だ。しかし最近、この分野でもマイクロソフトの「OneNote」の評判が高まってきている。加えて、ここに来てEvernoteが利用条件を変更し、実質値上げに踏み切ったことで、OneNoteに追い風が吹いている。そこで今回は、2つのアプリの機能を比較し、どちらを選ぶべきか考えていきたいと思う。 とはいえ、実は両アプリ共に機能をすべて紹介しようと思ったら、それぞれに本が1冊書けてしまう。どの機能を取り上げるかは、僕の独断と偏見になることをお断りしておく。 まず、大量の情報を扱うのにはOneNote 2016(以下OneNote)よりもEvernoteのほうが適している