勉強させられてかわいそう? 毎年2月は受験のシーズン。中学受験、高校受験、大学受験と多くの少年少女が、勉学に励み、その成果を試しています。 今年もまた多くの受験生が真剣勝負に挑んでいますが、近時、世間的に大きな話題となったのは女優・芦田愛菜の名門中学合格の件でしょう。 やれ偏差値70だ、やれ芸能活動禁止でどうする? と、かまびすしく騒がれていましたが、マスメディアの反応は、女優業と学業を高いレベルで両立した彼女への賞賛の声が比較的多かったように思います。 しかし、その受験のために「一日最高12時間勉強した」ということに対しては、やや「可哀想」ともとれるような声がいくつかあったのが気になりました。 すでに女優で確固たる実績を残しているということもあって(フリップをめくるたびに「くあー」「うあー」と叫んでいた宮根誠司をのぞいて)テレビなどではその勉強習慣をdisるトーンは控えめでしたが、一部ネ
その音色は天使の声とも、悪魔のささやきともいわれ、数奇な運命をたどってきた楽器「グラスハープ」。筆者はその魅力にとりつかれて、演奏をはじめて10年近くたつ。 そして、近年はこの楽器の奏でる音が、人体に良い影響を与えるという研究結果も発表されている。この記事では、そんな謎に満ちたグラスハープの歴史をひもとくとともに、グラスハープの演奏家で研究者でもある田村治美さんによる音響学的な解説を交えながら、この楽器の魅力を紹介していきたい。 取材協力:田村治美 東邦音楽大学、国際基督教大学及び日本大学理工学部大学院講師。グラスハープ、ピアノなどの演奏活動の他、施設の音楽活動や音楽療法の研究をおこなっている。「ミュートス」代表。日本音楽療法学会認定音楽療法士。ドイツ芸術家国家資格取得。学術博士。 そもそもグラスハープという楽器をご存じだろうか。いくつも並べられたワイングラスの縁(ふち)を、ぬれた指でこす
東北大学電気通信研究所はこのほど、色名に関する調査結果を発表した。日本語では「青々とした緑」など青と緑を混用することがあるが、これは平安時代から続いていたことが判明。現代では一部の用例を除いて青と緑は別名で呼ばれており、言語発達の過程で「混合した1つのカテゴリーから別々に分離してきた」という。 同大と東京工業大学、オハイオ州立大学などとの共同研究。 人間の視覚は100万もの色の違いを見分けられると言われているが、言葉として使われる色名は「赤」「緑」「青」「黄」など少数に限られている。これらの色名は言語の発達とともに変化してきたという。 日本語を母国語とする57人の実験参加者に330の色見本を見せ、「赤」「黄」「緑」など単一の色名(「黄緑」「薄紫」などは禁止)で色名を呼んでもらい、統計的に解析した。 その結果、日本語話者は赤、緑、青、黄、紫、ピンク、茶、オレンジ、白、灰、黒の11の基本色に、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く