メモリーやVRAM周りの挙動を観察する 最後に、迂回出力をするとメモリー周りの挙動にどういった変化があるのか調べてみよう。ここではシングルプレイ状態で放置しやすいCyberpunk 2077を使用し、ビデオカード直出し時と迂回出力時でメモリー使用量やメモリーへのリード・ライト帯域、さらにはRTX 4070 Ti側のVRAM使用量(正確にはGPU Memory Allocatedの値)をチェックする。Cyberpunk 2077の画質設定は前掲の検証と同じである。検証はセーブデータを読み込んで約10分間放置。その際の各種データを「HWiNFO Pro」で追跡した。