テレ東「池の水ぜんぶ抜く」ヒットの裏側 想像以上の反響「市長から依頼」
新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』が2位以下を大きく引き離して首位。ビデオリサーチの視聴率で断トツ首位の『ドクターX』や2位『相棒』が後退するという評価がある。ライブ視聴を前提にした世帯視聴率と、録画視聴・全録視聴を比べた際の番組評価システムの話だ。 録画再生の時代デジタル録画機は既に8割ほどの家庭に普及している。 80~90年代はVHSカセットを用いるビデオが主流だった。ところが2000年に大容量化を可能にしたハードディスクレコーダーが登場し、価格が下がるに従ってこの10年で普及して来た。内閣府の消費動向調査によれば、二人以上の世帯におけるデジタル録画機の普及率は16年3月現在で75.9%に達している。4軒に3軒が利用している状況だ。 またNHK放送文化研究所の世論調査「日本人とテレビ」では、デジタル録画機を利用する国民は2015年現在で56%に達している。まだVTRを使っている人も
「Eテレが本気出してる」「バリバラ攻めすぎでしょ」――視聴者からそんなツイートが相次いだのは、日本テレビの「24時間テレビ」の裏番組として、NHK Eテレが2016年8月28日に放送した「バリバラ」(19時00分~30分)だ。 24時間テレビをパロディー化して笑いのめしながら、障害者を「感動」の具とする「感動ポルノ」に、障害者自身も含む出演者たちが異を唱える。そんな野心的な内容は、ツイッターで番組名が「トレンド」に入るなど、大きな反響を呼んでいる。 「検証!『障害者×感動』の方程式」 障害や難病を持つ人が、さまざまな難題に挑戦する――そうした「感動的」な企画は、24時間テレビのまさに十八番だ。2016年も、下半身不随の少年の富士登山や、目や耳の不自由な生徒たちのよさこいなど、こうした企画が多数放送された。 しかし、障害者情報バラエティーをうたう「バリバラ」では、同じ28日のオンエアに、「検
消費トレンドから見る企業戦略の読み解き方: 日々刻々と変化する市場の中で、ある企業は成長を遂げ、またある企業は衰退していく。これらの“差”を生みだす要因とは。20年以上にわたって消費トレンドと企業戦略の関係について分析してきたJMR生活総合研究所による連載をお届けします。 「フジテレビ、初の営業赤字に」 「売上高で日本テレビに抜かれ、民放テレビ局の首位陥落」 このところテレビ業界の話題と言えば、フジテレビの凋落ぶりに目が行くが、それが象徴するように、テレビ局を取り巻く経営環境は厳しさを増している。テレビ広告費(地上波テレビ)は、ピークだった2000年の2兆793億円に対して、2015年は1兆8088億円。ここ数年は持ち直しているとはいえ、ダウントレンドは明らかだ。 この背景には、長年にわたりテレビ局と一心同体で、蜜月の関係を築いてきた広告代理店が見限り始めていることがある。Netflixを
大晦日に放送される『第66回NHK紅白歌合戦』の司会者と出場歌手が発表された。 今年は演歌を含め、大物歌手が軒並み落選するという話もあったが、フタを開けてみれば、昨年とさほど変わらぬ顔ぶれ。その中で初出場は紅組5組、白組5組の合わせて10組。 紅白といえば毎回、この人、誰? という歌手が出場するが、今回とりわけ年配の視聴者になじみが薄そうなのが『μ's』。まず、読めないし、名前を聞いたことがない人も多いかもしれない。 今年6月に公開されて以来、観客動員数200万人以上、累計興収28億円を突破した大ヒット中のアニメ映画がある。 もともとはテレビで放送されていたアニメ『ラブライブ!』だが、登場する9人組アイドルグループの名前が『μ's』と書いて「ミューズ」と読む。そして劇中のキャラクターの声を担当する声優たちで組まれたユニットが現実世界の『μ's』だ。 '10年に発売したシングルCDはオリコン
1月15日夜の「天空の城ラピュタ」放映(日本テレビ系)に合わせ、迎え撃つ側のTwitterは日本版公式アカウントで「ぜひTwitterを片手にお楽しみください」と投稿した。ハッシュタグは「#バルス」だ。 今年で公開30周年を迎えるアニメ映画の名作だが、ネットでは主人公たちが滅びの呪文「バルス」を唱える瞬間に合わせて「バルス」を投稿するお祭りとして長く親しまれてきた。現在の祭りのメイン会場はTwitterに移り、2013年8月の放送時は1秒間に14万3199ツイートが投稿された。米Twitter本社でも“特別なイベント”として認知されているという。 Twitter日本版の公式アカウントは「ぜひTwitterを片手にお楽しみください」と呼び掛けている。「もしかすると、途中、サーバーの処理速度が遅くなる可能性もありますが、すぐによみがえるはずですのでご容赦ください」とも。Twitterのエンジニ
「エムキャスは地方民の救世主だ!」――。今、ツイッター上で“大きいお友達”が盛り上がっている。 エムキャスとは、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)が7月1日から提供を始めた、動画配信の無料アプリ。これをスマートフォンやタブレット端末にダウンロードすれば、全国どこでも放送と同時にインターネット上でTOKYO MXの番組を視聴することができる。 アプリのダウンロード数は提供開始から10日ほどで23万8000を超えている。提供初日は、想定していた3万ダウンロードのはるか上をいく11万超。iPhoneやiPad向けアプリのダウンロードサービスApp Store(アップストア)でのダウンロード数順位は一時、「LINE MUSIC (ライン ミュージック)」に次ぐ2位にまで上昇した。 ヒットのカギを握った"大きいお友達" なぜここまで爆発的なヒットになったのか。カギを握ったのが、冒頭で
テレビの通販番組に出品すれば必ず売れると言われたのに全然売れない――。こんなトラブルが増えているという。どんな番組なのか。見て、注文してみた。 出品者困惑、注文1件だけ 「良い生活を送れるようなすてきな商品をご紹介する番組です」 午前3時。四国の地方テレビ局で昨夏放送された番組は女性のナレーションで始まった。約30分間で3千~4千円の菓子や化粧品など16商品が登場、「こだわり」「逸品」などのナレーションが繰り返される。3200円の干物を買うため表示された番号に電話すると、男性に住所と電話番号を聞かれた。数日後、干物の会社から電話があった。「注文はおたくだけです」 出品していたほかの食品2社に… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続き
民放キー局5社の2014年4~9月期(上期)決算の数字が出そろった。本業の儲けを表す営業利益は3社が減益となる厳しい環境の中、通期の業績予想を上方修正したのがテレビ東京ホールディングス(HD)だ。同社の期初予想は減益だったが、上期は前年同期比11.6%増の26億円で着地。通期でも11.4%増の53億円となる見通しだ。 テレ東HDが好調な理由は2つある。1つは「アイカツ!」を中心に、アニメ番組のグッズ販売が伸びたこと。もう一つは、広告収入のベースとなる視聴率が引き続き上昇しているからだ。 「YOUは何しに日本へ?」「世界ナゼそこに?日本人」などのバラエティ番組が牽引し、ゴールデンタイム(19~22時)の視聴率は7.1%と前年同期比0.2ポイント上昇した。上期のゴールデンの視聴率が上がったのは、キー局で日本テレビ放送網とテレ東の2局だけだ。 また全日(6~24時)についても0.3ポイント上昇し
「お母さんの膣へお父さんのオチンチンを入れて、精子を膣へ運びます。これを英語でSEXと言います」 普通では決まりが悪くなるような話を、ごく自然にポンポンと説明する地元の主婦2人。その先には耳を傾ける低学年の児童たちの姿が――。12日深夜に放送された「NNNドキュメント’13」(日本テレビ系)の番組冒頭では、こんなVTRが流れた。 「ニッポンの性教育 セックスをどこまで教えるか」と題し、小中学校の性教育を取り上げた30分番組。制作は中京テレビで、岐阜にあるNPO法人の活動を皮切りに各地の学校、行政、病院が協力して取り組む姿とその苦悩にカメラを向けた。 性教育を取り上げたテレビ番組は珍しい。ただでさえデリケートな問題だし、10年前、ある養護学校の性教育を一部マスコミがバッシングしてからは、どこもみな、当たらず触らずの状況だ。NNNの番組は放送直後からネットでスレッドが立ち、大騒ぎだったが
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