まず、PINKの結成までを簡単に紹介しておくと、 80年代初期〜中期に流動的なメンバーで、何でもありの音楽性を持つユニット、“おピンク兄弟”としてクラブを中心に活動していたのがPINKの母体ということになる。 メンバーに、ビブラストーン、ショコラータ、爆風銃 等のメンバーら、それにギタリストの鈴木賢司も一時在籍していたとか。 そして84年、メジャーデビューの際に、 福岡ユタカ(Vo) 岡野ハジメ(B) 矢壁アツノブ(Ds) ホッピー神山(Key) スティーブ衛藤(Per) 渋谷ヒデヒロ(G) の固定メンバーで、バンド名も“PINK”としてシングル「砂の雫」でデビューすることとなる。 で、翌85年にこの1stアルバムをリリースした。 強力なリズム隊の叩き出す太いビートに、福岡ユタカのリズム感抜群のヴォーカルで、ロック、ファンク、ニューウェイブとどんなジャンルにも適応