東日本大震災で調剤薬局が被災。薬の流通に支障を来した。個人経営が多く、営業の継続やスムーズな再開は難しい。非常時にも医薬品を供給できる薬局の組織力強化が急務だ。 「薬局がもっと組織化されていれば、薬の流通はスムーズだったろう」。岩手県大船渡市で医薬品不足に悩まされた阿南英明医師はこう振り返る。災害派遣医療チーム、日本DMATの活動を統括してきた医師だ。 津波で大きな被害を受けた大船渡市で阿南医師が直面したのは、地元開業医が必要な医薬品を入手できずに苦労する医療現場だった。
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