御嶽山の噴火を受けて、噴石から身を守る退避ごう、いわゆるシェルターの必要性について検討が進められるなか、火山の防災に詳しい専門家は、シェルターは、噴石だけでなく、火山ガスや火山灰を伴った高温の熱風が高速で広がる「火砕サージ」も想定した構造にする必要があると指摘しています。 噴石対策のシェルターについて、NHKが今月、気象庁が24時間態勢で監視をしている全国の活火山のうち、45の山を調べた結果、設置されていない山はおよそ75%に上り、ふもとの自治体からは、国の支援があれば設置を検討したいという意見が出されました。 火山の防災に詳しい阿蘇火山博物館学術顧問の須藤靖明さんは、今後、シェルターを整備する際は噴石だけでなく火山ガスや火山灰を伴った高温の熱風が高速で広がる「火砕サージ」も想定した構造にする必要があると指摘しています。須藤さんによりますと、多くのシェルターは噴石を避けるために火口とは反対
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