活発化した梅雨前線の影響で、熊本県内では2日夜に八代市や甲佐町で1時間に50ミリを超える強い雨が降り、3日午前11時までの24時間雨量は五木村で241ミリ、山都町で228ミリ、牛深で224ミリを記録した。 3日午前9時前には、土砂災害の恐れがあるとして、天草市牛深地区の6981世帯1万4774人に避難勧告が出され、2世帯2人が避難。勧告は午後0時10分に解除された。ほかに同市の倉岳地区の2世帯3人、本渡地区の1世帯2人が自主避難している。 県警などによると、国道と県道の通行止めは8カ所に及んでいる。八代市坂本町市ノ俣の市道では、のり面が崩落して道をふさぎ、2集落の15世帯24人が孤立している。 床下浸水は八代市3棟、苓北町1棟。八代市東陽町小浦では崖崩れで民家のプロパンガスが埋まり、ガス漏れが起きているという。
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