熊本電鉄(本社・熊本市中央区)の菊池線を30年間走り続けてきた小さな車両が、今年度限りで引退する。元は東急電鉄の5000系車両で、その見た目から「青ガエル」の愛称で親しまれてきた。全国でも唯一となった現役の最後の姿を見ようと、熊本県内外からファンが訪れている。 東急電鉄によると、青ガエルは熊本や長野、静岡といった地方都市の私鉄に譲渡された。熊本電鉄には1981年に2両、85年に4両が来たが、現在は85年に譲渡された1両のみとなっている。 東急電鉄は1986年に青ガエルの運行を終えた。地方に譲渡された車両も、老朽化や代替部品の不足などから次々姿を消し、今も走るのは熊本だけだ。 熊本電鉄によると、最後の青ガ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になる
いつも朝日新聞デジタルをご利用いただきましてありがとうございます。 朝日新聞デジタルでは、以下のページについて配信を終了させていただきます。 配信終了後は、これまでに配信した記事もご覧いただくことができなくなります。 【配信を終了するページ】 ■ロイターニュース 2023年2月26日(日)配信終了 ・経済 https://www.asahi.com/business/reuters/ ・国際 https://www.asahi.com/international/reuters/ ・芸能 https://www.asahi.com/culture/reuters/ ・マーケット・サマリー(東京、NY、欧州) https://www.asahi.com/business/stock/market-summary/ ■東洋経済兜町特捜班 2023年3月26日(日)配信終了 https://ww
不漁が続く福岡、佐賀県沖などの有明海で、高級食材として中国から引き合いがあるビゼンクラゲが大量に発生している。夏場がピークで、姿を消した二枚貝や魚に代わり、漁師にとって貴重な収入源となっている。だが、個人間の売買が多く実態が見えにくいクラゲの取引には、活況に目をつけた暴力団関係者の影も見え隠れする。 「最近ではクラゲ様々。海が汚れた代わりにビゼンクラゲが大漁なんて、皮肉なもんだ」。7月下旬、日々の収支を記した帳簿をめくりながら、有明海沿岸のある漁師の男性は話した。漁期はおおむね夏いっぱいで、7月からお盆ごろまでは土日も関係なく、ほぼ毎日クラゲ漁に出たという。 中国で高級食材として珍重されているビゼンクラゲ。漁師から仲買人に売り渡すときの相場は、足の部分が1キロ300~350円、傘の部分が同30~50円。男性は1日の漁で足500キロ、傘700キロほどを取り、ざっと20万円ほどの収入になったと
熊本県の阿蘇山が今月14日に噴火した際、火砕流が発生していたことが分かった。産業技術総合研究所(産総研)が航空写真などを用いて火砕流堆積(たいせき)物の分布を確認したところ、中岳第1火口から最長約1・2キロまで流下していたという。18日に火山噴火予知連絡会に報告した。 産総研によると、火口周辺の堆積物は風向きの影響を受けず火口の全方向に分布しており、火砕流と判断した。流下距離の最長は南東方向の約1・2キロ。このほか各方向とも700~800メートルの流下が確認できたという。 また噴出物にはマグマ由来の物質が含まれており、今回の噴火は、マグマで地下水が熱せられて水蒸気が爆発する水蒸気噴火ではなく、高温のマグマが火口から噴出した、としている。 気象庁によると、熊本大の現地調査では、14日の噴火の火山灰の総量は4万トン程度と推定されるという。
阿蘇山の地元では15日から、道路に積もった火山灰の除去作業が始まった。一方、秋の行楽シーズンを控えた宿泊施設にはキャンセルが相次ぎ、関係者は影響の長期化を心配している。 「テレビで噴火を見たが大丈夫か」。阿蘇山のふもとにある内牧温泉(熊本県阿蘇市)のホテルでは、15日午前までに予約客などからの問い合わせ電話が200件ほどあった。 中岳から南方に位置するホテルグリーンピア南阿蘇(同県南阿蘇村)も、今週末からの連休は満室だったが、ネット予約を中心にキャンセルが数件出た。「阿蘇全体が灰に覆われているんじゃないか」といった誤解もあるといい、男性スタッフ(25)は「直接説明できればと思うが、風評被害が気になる」。 阿蘇市のまとめでは、市内の宿… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有
海外でつくって日本に逆輸入されている原付きバイク(排気量50cc以下)の生産が、国内に戻りつつある。最大手のホンダが11日、中国やベトナムでの生産の大半を、熊本製作所(熊本県大津町)に移すと発表したためだ。現地の人件費が上がり、円安も進んで、海外でつくる利点は薄れてきているという。 ホンダの熊本製作所では11日からさっそく、中国でつくっていた原付きバイク「ジョルノ」を大幅改良した新型の生産が始まった。年産1万8千台で、来月16日から売り出す。生産ラインには、できたばかりの水色や茶色など6色のジョルノが並び、作業員たちが車体にきずがないかなどを丹念にチェックしていた。 エンジンはベトナム製を使うため、国内産の部品の割合は24%ほどだが、順次増やす。工場内での式典で、青山真二・二輪事業本部長は「コミューター(小排気量)バイクの国内回帰の第1弾だ。為替の変化もあり、日本で生産してもお求めやすい価
JR九州は10日、豪華寝台列車「ななつ星」のルートを一部変更すると発表した。九州全域を回る3泊4日のルートで、鹿児島と熊本の海岸線を走って夕日を楽しめるようにする。来年4月から実施の予定。ルート変更は2013年10月の運行開始以来初めて。 3泊4日のルートは、博多を出発して大分、宮崎を回り、鹿児島、熊本と北上して博多へ戻る。鹿児島―熊本間は現在、山あいを走るが、夕日が美しいことで知られる、鹿児島、熊本県などの第三セクター・肥薩おれんじ鉄道の海沿いの路線に変える。3泊4日のうち3日目の午後にあたり、車窓から夕日と海岸線を楽しめる。10月1日から予約を受け付ける。 ただ、現在は台風被害で山あいのルートが走れないため、今週と来週は新ルートを走る。また、長崎など九州北部を回る1泊2日のルートの変更はない。 「ななつ星」は現在も申し込み… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいた
国営諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり、諫早湾内や近くの漁業者ら53人が国を相手取り、潮受け堤防排水門の開門などを求めた訴訟の控訴審で、福岡高裁は7日、一審・長崎地裁に続き、開門を認めない判決を言い渡した。大工強裁判長は干拓事業と漁業被害の因果関係を認めず、漁業者らの控訴を棄却。一審判決が漁業者ら16人に計約1億1千万円を賠償するよう国に命じた部分を取り消した。漁業者側は上告する方針。 開門の是非については、有明海沿岸の漁業者らが開門を求めた訴訟で2010年、福岡高裁が3年以内に5年間開門するよう国に命じた判決が確定。一方、開門に反対する干拓地の営農者らが申し立てた仮処分申請では13年、長崎地裁が開門の差し止めを命じた。 今回の判決は、確定判決と仮処分命令の効力には影響せず、国が相反する二つの義務を負う状況は変わらない。大工裁判長は判決で「国には、現在の困難な状況を打開するために必要な方策を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く