ブックマーク / blog.s-style.co.jp (3)

  • MySQL Shellで診断データを収集する

    はじめに MySQL Shell 8.0.29からutil.debug.collectDiagnostics() を使用して、MySQL Serverから診断データを収集できるようになりました。 記事ではこちらの機能紹介を行います。なお、記事で使用しているMySQL Server及び、MySQL Shellのバージョンは8.0.30となります。 機能紹介 要件 util.debug.collectDiagnostics() を使用する際の要件と制限は以下となります。 MySQL5.7以降であること rootで実行すること 使用方法 オプションを使用せずに実行する場合は、以下のようにzipファイル名のみを指定します。 例: util.debug.collectDiagnostics("test") なお、ファイル名ではなくディレクトリを指定した場合は、指定したディレクトリにmysql-d

    MySQL Shellで診断データを収集する
  • 最近のMySQL 8.0 の内部一時テーブルの改善について

    MySQL では sort_buffer_size 以上にソート領域が必要になった場合、もしくは一部の条件に当てはまるSQLについては、内部一時テーブルを作成し処理を行うという仕組みになっています。 8.4.4 MySQL での内部一時テーブルの使用 この内部一時テーブルの仕組みに MySQL 8.0 から TempTable ストレージエンジンを利用する事ができるようになりました。 TempTable ストレージエンジンの挙動については、過去の弊社ブログ記事で説明しています。 TempTable ストレージエンジンについて TempTable ストレージエンジンはMySQL 8.0で導入されたということもあり、初期パッチバージョンに比べて改善が行われています。 今回の記事では、TempTableストレージエンジンの最近追加された機能についてご紹介します。 基的なソートバッファと内部一時

    最近のMySQL 8.0 の内部一時テーブルの改善について
  • MySQL Database Service と Amazon RDS のベンチマーク比較

    はじめに 各クラウドベンダーからMySQLベースのマネージドサービスが提供されていますが、今回 MySQL Database Service (以降、MDSと表記) と、代表的な MySQL ベース DBaaS である Amazon RDS とで、ベンチマークを通じて、その違いを探ってみました。 ベンチマーク環境や前提条件など 今回のベンチマーク計測では、対象の両サービスでスペックやパラメータは揃えて比較する方針とし、いずれかが不利になるような設定変更やチューニングは施さないことを前提としています。 しかしながら、それぞれのサービスごとに仕様が異なる点もあり、変更がきかず条件が揃えられない部分も少なからずあります。 そこは、該当サービスの特色・特徴と捉えて、そのままの状態とします。 また、今回はシングルインスタンス構成での計測とし、レプリケーションや高可用性構成に準ずるようなトポロジー構成

    MySQL Database Service と Amazon RDS のベンチマーク比較
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