Playbookは外部ファイルのインポートや条件分岐やループなどの制御構文が使えるため、プログラミングと同様にソースコード品質管理の考え方を活用できます。 本記事では、筆者がPlaybookを作成する際に、後々メンテナンスしやすいように気を付けていることを紹介します。(もっと良い方法がある場合は、コメントいただけると助かります) インベントリ(Inventory) ターゲットノードにはホスト名とIPアドレスを書く インベントリ(Inventory)には、構成管理対象のノード(以下、ターゲットノード)を記載します。IPアドレス、ホスト名(FQDNも可)どちらの書き方も可能ですが、それぞれ以下の問題があります。 IPアドレス: ターゲットノードが何のサーバなのか分からず可読性が悪い ホスト名: Ansibleを動かすサーバがホスト名を名前解決できる必要がある 上記の問題を解決するため、ターゲッ