Buddhism | 22:48 | 初期〜中期インド仏教学際研究の概観通俗的には自利のみで利他行をしないはずの『小乗』教団が在家菩薩への利他行として行った回向儀礼を 示唆する施主たる在家菩薩の『小乗』教団・説一切有部への寄進文。一切衆生に功徳が配分されますように。『この貯水池は ŞahiYola-Mira 自身の Yola-Mira一Şahi-vihãra (寺院) における四方僧伽にたいして、説一切有部 Sarvãstivãdins の諸師の所領として寄進されたものである。この正しい喜捨によって、母と父に主要な功徳の配分が、そして一切衆生に主要な功徳の配分がありますように。また法主 (施主) に長寿が与えられますように。(*1)』はじめに id:ragaraja さんからコメントを戴いたし、さらに id:ajita さんとの論争を憚ってエントリ 『大乗仏教の基層はジャータカにあ