自身のWebサイトに仮想通貨の採掘ツールを設置し、訪問者のPCを無断でマイニングに利用したとされる、通称「コインハイブ事件」で、最高裁は20日、被告でWebデザイナーのモロさん(諸井聖也さん)に逆転無罪を言い渡しました。最高裁で逆転無罪となるのは極めて異例のことで、諸井さんがTwitterで無罪を報告すると、Twitterでは「長い間本当にお疲れさまでした!」「おめでとうございます!」と祝福する声があふれました。 モロさんは2017年、自身のWebサイトに「Coinhive(コインハイブ)」と呼ばれるツールを設置。サイトを訪問したユーザーのPCを使い、仮想通貨を採掘することで収益を得られるというものでしたが、これが不正指令電磁的記録保管の罪(ウイルス罪)にあたるとして、2018年に逮捕され、罰金10万円の略式起訴を受けていました。 コインハイブ(現在はサービスを終了) モロさんはブログでこ
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