フランスの非営利団体Videolanが開発するマルチメディアプレイヤー「VLC media player」に脆弱性が明らかとなった。10月末にリリースされたアップデートで修正されている。 「MMS(Microsoft Media Server)」プロトコルの処理を行う一部関数にヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2023-47359」が明らかとなったもの。 米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。 脆弱性の発見者は1月9日に開発者へ報告。9月7日に同問題を認識したとの返信があり、現地時間10月30日にリリースされた「同3.0.20」にて修正されたという。 (Security NEXT - 2