Fortinetは、現地時間4月9日にセキュリティアドバイザリ13件を公開し、複数の製品において脆弱性に対処したことを明らかにした。 各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、「FortiOS」に関する3件を含む13件のセキュリティアドバイザリを公開したもの。 このうち、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は1件。Linux向けに提供されている「FortiClient」において、細工されたサイトにアクセスすると、任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2023-45590」について明らかにした。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.6」と評価されている。 「FortiClient」のmacOS版においてもインストーラーに脆弱性「CVE-2023-