今年のNo.1スゴ本→カラシニコフ(松本仁一) 朝日新聞連載「カラシニコフ───銃・国家・ひとびと」が単行本化。連載中の印象は「カラシニコフ 銃・国家・ひとびと」に書いたが、まとまった一冊を読んでさらに唸る。 大きく3パートに分けられる。 カラシニコフ銃の優れた性能と、その特性のため誕生した「子ども兵」 カラシニコフ氏本人へのインタビュー(なんと存命しているのだ) 銃により失敗した国家と、銃を抑え込む試み どれもスゴいが、子ども兵の話を読んで、ほんとうに胸が締め付けられた。私が子持ちだからだろうか… カラシニコフ銃(AK)とは… 旧ソ連のミハイル・カラシニコフが1947年に開発した自動小銃 AKはロシア語の「アフタマート・カラシニコワ」即ち「カラシニコフ自動小銃」の頭文字 口径7.62ミリ、30発入りの弾倉を装着できる 故障が少なく、手入れが簡単なため、未熟な兵士にも取り扱いが簡単 改良モ