「コレステロール=悪いもの」。だから、摂らないようにしているという人は多いのではないだろうか。しかし、この認識は大きな誤りだという。管理栄養士の大柳珠美氏に、コレステロールについての誤解を解説してもらった。 1.コレステロールは人間にとって必須の物質 生活習慣病の元凶と思われているコレステロール。実は、人間のからだを維持するために必要不可欠であるという。生命現象の根幹をなす細胞膜は、コレステロールが原料。女性ホルモンや骨粗しょう症との関連で話題のビタミンDの前駆物質(前の段階の物質)の材料もコレステロールだ。このため、女性が閉経後にコレステロールの数値が上がるのは生理的な現象といえる。そのほか、複雑な細胞膜の形状維持と情報伝達のスピードなど、コレステロールは脳にとっても欠かすことができない。コレステロールが人間の健康維持に大きな役割を果たしていることを、まずは認識する必要がある。 2.卵や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く