高齢者の終末期医療とケアについて、日本老年医学会は28日、胃に管で栄養を送る胃ろうなどの人工栄養や人工呼吸器の装着は慎重に検討し、差し控えや中止も選択肢として考慮するとの「立場表明」をまとめた。最新、高度な医療をすべて注ぎこむことは必ずしも最善の選択ではないと判断した。表明の改定は11年ぶり。 終末期医療の手続きなどを定めた法的ルールはない。この立場表明にも拘束力はないが、高齢者医療に携わる医師が治療方針を考える際の基本原則とするもの。具体的な手順などを定めたガイドライン(指針)を作る際のもとになる。 まず、高齢者の終末期における「最善の医療およびケア」を「必ずしも最新もしくは高度の医療やケアの技術すべてを注ぎこむことを意味するものではない」と明記。高齢者の心身の特性に配慮し「残された期間の生活の質(QOL)を大切にするものだ」との考えを示した。 その上で、高齢者が最善の医療およびケ
社債、水源地購入…手口巧妙 社債や水源地の購入などを持ちかけて金をだまし取る「振り込め類似詐欺」と呼ばれる新手の詐欺が県内で相次いでいる。県警が初めて統計を取った昨年の被害額は1億円超を記録。従来型の振り込め詐欺が広く知られて警戒されるようになる一方、より巧妙な類似詐欺が急速に広がっており、県警が注意を呼びかけている。 従来型の振り込め詐欺は、身内を装う「オレオレ詐欺」や医療費などの還付をかたる「還付金等詐欺」など四つの種類がある。しかし最近、同様に電話やメールを使って現金を振り込ませる手法で、社債取引やパチンコ必勝法、異性紹介といった名目の詐欺が相次いでおり、全国の警察が振り込め類似詐欺として警戒している。 県警捜査2課によると、昨年1年間に受理した従来型の振り込め詐欺被害は22件で計約2880万円。前年(約1190万円)からは倍増したが、ピークだった2004年(約2億1800万円)の約
1月17日、格付け会社フィッチ・レーティングス幹部は、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高いとの見方を示した。写真は同国国旗。アテネで2010年10月撮影(2012年 ロイター/John Kolesidis) [ストックホルム 17日 ロイター] 格付け会社フィッチ・レーティングス幹部は17日、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高いとの見方を示した。ただ、デフォルトに陥った場合でも秩序立った形になるとした。 フィッチの欧州・中東・アフリカ地域ソブリン格付け部門のエド・パーカー代表はロイターに対し「デフォルトは発生する。ギリシャは債務超過に陥っているため、債務不履行となる」とし、「このため、ギリシャの債務不履行は誰にとっても驚きにはならない」と述べた。 同氏は、ギリシャヘの第2次支援に含まれる民間部門債権者による債務交換について、「フィッチは民間部門関与(PSI)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く