日本サッカー協会は、福島第一原発事故の影響で活動ができない状態が続いている福島県の「Jヴィレッジ」で震災後初めてとなる理事会を開き、できるだけ早い復旧を目指し大仁邦彌会長をリーダーとするプロジェクトチームを作ることを決めました。 Jヴィレッジは、1997年に作られた日本で初めてのサッカーのナショナルトレーニングセンターで、日本代表をはじめ100万人を超える利用者がありました。 しかし、東日本大震災のあとは原発事故の収束作業の拠点となり、現在も東京電力の福島復興本社が置かれるなどトレーニング拠点としての活動ができない状態が続いています。 日本サッカー協会は、こうした現状を把握したうえで将来の活動再開について考えようと、震災後初めて現地で理事会を開催しおよそ30人が出席しました。 参加者たちは、はじめに現地を視察し、東京電力の社員の宿舎が作られているスタジアムや、鉄板や砂利が敷き詰められ駐車場