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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • 米メイン湾でロブスターが共食いする様子が観察される | スラド サイエンス

    過去30年間でロブスターの漁獲高が4倍以上に増加している米メイン州のメイン湾では、海底でロブスターが共いする様子が観察されたそうだ(Reutersの記事、 家/.)。 ロブスターは狭い水槽に複数の個体を入れると共いしてしまうため、はさみを輪ゴムで縛って販売されている。また、最近の研究では捕獲したロブスターの胃の内容物から自然の環境でも共いすることがわかってきたが、実際に共いする様子が観察されたことはなかった。メイン大学の研究者らは若いロブスターをメイン湾の海底にロープでつなぐことで、赤外線カメラにより共いの様子を捉えることに成功したという。明るい間、若いロブスターを捕するのは主に魚だが、夜になると大きなロブスターによる攻撃が増えるそうだ。メイン湾ではタラやオヒョウといった天敵の減少や、海水温の上昇などによりロブスターが増加していることから、ロブスター同士が出会う機会も増えて共

  • 国際チーム、地球深部探査船「ちきゅう」によるマントルの掘削に挑戦。予算見積もりは約10億ドル | スラド サイエンス

    日米英などの科学者から構成されるチームは、生命の起源と進化についての謎を解く鍵とされているマントル層の調査を進める計画だ。マントル層は固体でありながら流動し、その動きが地球環境の変動に重要な役割を果たしていると考えられているが、人類はその現物を拝めていない。マントル層の調査にはもっともマントルに近い海底からでも 6 km ほど超硬岩を破りながらドリルを掘り下げる必要がある (CNN.com の記事、家 /. 記事より) 。 計画では日の地球深部探査船「ちきゅう」を使用する計画。「ちきゅう」は海洋掘削技術で世界記録の 2.2 km に達し、地底下 7.5 km まで掘削する能力を備えている。プロジェクトの一員である英サウサンプトン大学の Damon Teagle 氏は、それでもドリルがマントルに到達するためには課題が多いという。最大の問題はドリルビットの耐久性で、現在のドリルビットは 5

  • アポロ11号のクルーが月へのフライトにかけていた保険 | スラド サイエンス

    先日逝去したニール・アームストロング氏をはじめとしたアポロ11号のクルーらは、少し変わった方法で月へのフライトに保険をかけていたそうだ(NPRの記事、 家/.)。 人類が過去に経験したことのない危険な任務に挑む彼らが保険に入ろうとすれば、莫大な保険金が必要となる。そこで、彼らは保険に入る代わりに数百枚の封筒にサインをしたそうだ。サインした封筒を預かった友人は、アポロ11号打ち上げの日や月面着陸の日など重要な日に郵便局へ持ち込み、当日の消印を押した封筒を家族に送った。彼らはすでに有名人であり、もしも事故で彼らが地球に帰ってこれなければサインに高値がつくことが予想された。家族が売却すれば、日々の生活だけでなく、子供の教育資金などもカバーできると考えられたという。結局この保険は必要なかったが、帰還後の彼らは無料で数万枚のサインをしたとのことだ。

  • ドイツで16歳の少年、ニュートンも解けなかった難問の答えを見つける | スラド サイエンス

    あのアイザック・ニュートンも解くことが出来なかった難問を、このほど16歳のドイツ人少年、Shouryya Ray氏が解いてしまったとのこと。この「難問」とは、重力の影響と空気抵抗を受けた投射物の軌道を正確に計算する方法というもの(家/.、news.com.au記事)。 これは数世紀に渡って数学者を悩ませてきた難題であるが、その答えを、Ray氏はなんと学校の課題に取り組んでいるうちに答えを見つけてしまったのだという。 インドで生まれたRay氏は、12歳の時に父親の仕事の関係でドイツ移住。父親の影響で幼い頃から数学教育を受けており、微分積分は6歳の時に学んだのたそうだ。

  • 元 NASA 職員 49 名が NASA に嘆願書、「二酸化炭素による人為的温暖化説の公表をやめて」 | スラド サイエンス

    NASA は、地球温暖化の主な原因は人為的な二酸化炭素の排出であるとする見解を公表しているが、これに対して、気候変動に懐疑的な元 NASA 職員 49 名が、こうした「極端な見解」は同局の気候調査の評判を貶めるとして、地球温暖化の主因を二酸化炭素とする立場をメディアや web サイトを通して公表することを止めるよう、嘆願書を提出したとのこと。49 名の中には、アポロ宇宙船で月面着陸した Harrison Jack Schmitt 氏や Walter Cunningham 氏が含まれる (National Post の記事、家 /. 記事より) 。 NASA Watch の編集者 Keith Cowing 氏によれば、嘆願書を提出した 49 名のほとんどはヒューストンにあるジョンソン宇宙センターに勤務しエンジニア畑を歩んできたという。つまり「気候科学者ではない」とのこと。また NASA の

  • LEDの発光効率が100%を超える | スラド サイエンス

    MITの研究チームは、高温下で非常に低い電圧をLEDに印加すると、発光効率が100%を超えるという研究成果を発表した(論文概要、 DVICEの記事、 PhysOrg.comの記事、 家/.)。 印加する電圧を下げていくと入力電力は電圧の2乗に比例して減少するのに対し、LEDの発光出力は電圧に比例して減少していき、超低電圧時には発光効率が100%を超えるとのこと。30ピコワットの入力電力で69ピコワットの発光出力が得られたという。これはLEDが周囲の熱エネルギーを吸収して電力に転換するためで、発光効率が100%を超えるとLEDの温度は低下するとのこと。常温では十分な吸熱は行われないが、発熱の少ないLED照明や冷却システムなどへの応用も考えられるという。

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