ブロガーとして、日々「食」の楽しみを写真と文章で伝えている平野紗季子。 「料理は写真で振り返ると、その時の“味”や“匂い”や“音”を思い出せるんです」と語る彼女は、小学生から食日記をつけ続ける生粋のごはん狂で、料理の写真をしっかりと残すためにカメラは常に持ち歩いているという。 カメラとは切っても切り離せないライフスタイルを送る彼女が語る、カメラとクリエイティビティの関係。 ?平野さんは.fataleでブログを書かれていますが反響はどうですか。 平野:友達からは『美味しいお店教えて』ってよく言われます(笑)。もちろんブログの感想も言ってくれますが、今は『クリスマスはどこのレストラン行ったら良い?』って聞かれることが多いですね(笑)。 ?写真は普段からよく撮られるのですか? 平野:撮ってます。例えば、画家は死んでも絵は残るし、バンドが解散してもCDがありますが、レストランは閉店したらその味には