帰省や急性胃腸炎など、いろいろあったせいでコミケからだいぶ経ってしまいましたが、引き続き夏コミでいただいたハルヒ本のレビューをしていきたいと思います。 今回はサークル:クソライダーさんによる合同誌「ハルキョロ ハルヒがラブホでキョロキョロしてしまう合同」について感想など書いていきたいと思います。 「ハルヒがラブホでキョロキョロしてしまう」というなんともニッチなテーマの、8名による合同誌です。これだけテーマが絞られてると同じような話になってしまいそうな気もするのですが、そこはそれ、五七五+季語というレギュレーションで歌を詠んだ40キロバイトでスーパーマリオブラザーズを作ったりするように、制限された中でこそ本領を発揮する日本人の豊かな感性が発揮されるのか、バラエティに富んだ作品集になっています。「ハルヒがラブホでキョロキョロしてしまう」というコンセプトに惹かれる類の人であれば、お気に入りの一作