気象庁はきょう9日、「エルニーニョ監視速報」を発表しました。エルニーニョ現象が発生していて、秋にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高くなっています。 気象庁はきょう9日、「エルニーニョ監視速報」を発表しました。 5 月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの差は +1.1度で、基準値より高い値となりました。エルニーニョ現象発生の判断に使用している 5 か月移動平均値の 3 月の値は +0.3度で、上昇傾向が続いています。太平洋赤道域の海面水温はほぼ全域で平年より高くなりました。海洋表層の水温は太平洋赤道域のほぼ全域で平年より高くなりました。不活発な状態が続いていた太平洋赤道域の日付変更線付近の対流活動は平年並になり、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年並に弱まりました。このような太平洋赤道域の状態は、大気にはエルニーニョ現象時の兆候が現れ、海洋はすでにエルニーニョ現象の
![エルニーニョ現象が発生 秋にかけて続く可能性が高い(気象予報士 日直主任)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2915aebb32d15fba2ab084f40a999292f687d348/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.tenki.jp%2Fstorage%2Fstatic-images%2Fforecaster_diary%2Fimage%2F2%2F23%2F236%2F23637%2Fmain%2F20230609143312%2Flarge.jpg)