ちょっと古い話で恐縮だが、ライブドア元社長のホリエモンが「世の中、金がすべて」発言をしたとき、世の多くの人々がその身も蓋もない言葉に拒絶反応を示したのではないだろうか。「お金が儲かれば何をしてもいい」という仕事の姿勢に、「それは違う」と違和感を覚えたはずだ。 だが、「じゃあなぜ仕事をするのか」と改めて問われると、私も含めほとんどの人が上手く説明できないに違いない。決してお金のためだけに働いているとは思っていないのだが。 お金以外で仕事をする理由とはなんだろうか。そんなやっかいな問いに対する答えが、『光の教会 安藤忠雄の現場』には描かれている。 見積もり8000万円、予算3000万円 1987年春、若手建築家のもとへ1件の依頼が舞い込んだ。施主は、大阪府茨木市にある日本基督教団茨木春日丘教会。小さな教会の牧師や信者が、本格的な礼拝堂を新築したいと、当時人気急上昇中であった安藤忠雄の設計事務所
よくいろんな人の口から、どことなく腹立たしげに発せられる疑問。「どうしておばあちゃんは髪を紫にするのか」。 個人的には、実際に紫の髪のおばあちゃんを見ると、けっこうキレイだと思ってしまうのだが、それにしても、どうして「紫色」なのか。 美容師さんに疑問を投げてみると、 「たいていはご本人が希望するっていうより、美容師がすすめるんだと思いますよ」 とのこと。実際、これまですすめたケースはかなりあると言う。 「髪が白くなってくると、日本人の黒髪の場合、黄色みが残ってしまいやすいから、どうしてもばさついて見えちゃうんですよね」 欧米人の金髪などは、キレイな白になりやすいが、黄色みのある白髪はツヤがないように見える。そこで、ツヤを出すために、紫色にするのだとか。 「紫色っていっても、どぎつい紫はダメ。 青に近い上品な紫色というのが、ツヤが出ていいですね」 ちなみに、紫色の他に、日本人の白髪にキレイに
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