SOAを正しく訳すと? 最近、SOA(Service-Oriented Architecture)という言葉をよく耳にします。そのまま日本語に直訳すると「サービス指向アーキテクチャ」となりますが、言葉の意味をもう少し理解して正しく翻訳するならば、「サービスを指向したアーキテクチャ化」のほうが適しているでしょう。 SOAとは、システム構築の概念です。SOAの考え方では、システムの関数(普通はソフトウェア)を、外部のソフトウェアから呼び出し可能な「インターフェイス」を持たせた状態で稼働させます。 この「呼び出し可能な状態で稼働している関数」が「サービス」です。このインターフェイスに、外部のプログラム(コンシューマと呼びます)から「プロキシ(代理)」や「スタブ(半券)」と呼ばれる仕組みを通してアクセスし、呼び出すようなソフトウェアの構造が、「サービス指向型の構造(図1)」なのです。 SOAとは、
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