コンピューターの動作中はシステム・ログをRAMに置き、シャットダウン時にディスクにコピーするようにすれば、システムログ機能のあるノートパソコンあるいはモバイル機器のバッテリーやフラッシュ・ドライブの寿命を延ばすことができるだろう。その上、デーモンが突然30秒ごとにメッセージをsyslogに送り始め、ハードディスクが休まず回転し続けてバッテリーを浪費するといった状況に陥りにくくもなる。 Ramlog は、それを実現しようというプロジェクトだ。 フラッシュ・ドライブを使う場合、寿命については十分に検討する必要がある。ディスクへの書き込み頻度を見ると、一般に、/varや/tmpへの書き込みが大半で、/usrパーティションにはソース・コードを毎日数回ホーム・ディレクトリーに書き込む程度でさほど頻繁というわけではないというケースがよくある。このような場合、システム・ログをRAMに移せばフラッシュ・ド