自民党の稲田朋美政調会長は1日のフジテレビ番組「新報道2001」に出演し、韓国の慰安婦問題や国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された「南京大虐殺文書」などについて語った。稲田氏の主な発言は次の通り。 −−11月2日に開かれる日韓首脳会談で、安倍晋三首相はどういう対応をするか 「慰安婦問題は制度自体が女性の人権の侵害だ。21世紀は女性の人権の侵害がない世界をつくると首相は言っている。歴史を直視することはやるべきだが、事実か、事実でないかは重要だ。未成年の女性を強制連行した証拠がないことは明らかになっている」 −−韓国で慰安婦像が増えている。日本としての対応は 「韓国の場合、国内的なアピールもあるだろうが、虚偽でわが国の名誉を傷つけるような像は撤去をもっと強く求めていい」 −−慰安婦問題の話し合いにはどう臨むべきか 「女性の人権の侵害は二度と起こしてはいけない。た