大学の医学部の助教授だった男が、がんの治療に効くとする未承認の薬を製造したうえ医師免許を持たないのに患者の男性に投与したとして、警視庁は、この元助教授が社長を務める東京の医薬品製造販売会社を医師法違反などの疑いで捜索しました。 捜索を受けたのは、杏林大学医学部の助教授だった74歳の男が社長を務める、東京・八王子市の医薬品製造販売会社です。 警視庁の調べによりますと、この元助教授は、医師免許を持たないのにがんの治療薬として自分が開発・製造した「カルチノン」という未承認の薬を去年、末期のがん患者の男性に注射したとして、医師法違反と薬事法違反の疑いが持たれています。 元助教授は、8年前に大学を退職するまで医学部に在籍し、医学博士の学位を取得していますが、医師免許は持っていませんでした。また、「カルチノン」については、自分のホームページで未承認の薬と認めたうえで「私のカルチノンによる治療こそが本当
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